Sec.7-2.2 アクセス権限の解説


新規役割を追加する際、アクセス権限を設定する必要があります。本記事はアクセス権限について具体的に解説します。


1.権限の種類について
読み取り:情報を見ることができますが、編集ができないように制限します
書き込み:見ることができ、編集も可能です
True:許可する
False:許可しない

2.アクセス権限の解説
・スケジュール:タスク、リソース、カレンダー、リスク、コード、ベースライン、会社の作成、削除、編集ができます。アクセス権限を両方ともTrueにする場合、インデントされた設定はすべてTrueで固定されます。読み取り専用(読み取りをTrue、書き込みをFalse)に設定すると、下にインデントされた設定を個別に編集可能です。
・実績:タスクの実績日(実績開始日、実績終了日)を意味します。タスク進捗を閲覧することのみ許可する場合、スケジュールと実績で読み取りのみTrueにします。また、実績日の編集を許可するには、スケジュールに読み取りのみ許可し、実績に両方を許可します(予定日は編集不可)。
・割り当て:リソース、外観プロファイル、リソースグループの作成、削除、編集、割り当て、割り当て解除に関する権限です。
・コスト:予算コストと実績コストの作成、削除、編集に関する権限です。コストを表示しないようにするには、スケジュールを読 み取り専用にし、コストですべてFalseに設定します。
・リソースステータス:リソースステータスの作成、割り当て、編集に関する権限です。リソースステータスの編集のみを許可する場合は、スケジュールを読 み取り専用にし、リソースステータスですべてTrueに設定します。
・3Dデータ:3Dモデルの閲覧、オブジェクト作成・複製・削除・名称変更・タスク割り当てに関する権限です。
・プレゼンテーション:フィルタ、アニメーション、ビューポイント、レイアウト、切断面、3D注記の作成・削除・編集に関する権限です。
・ドキュメント:ドキュメントを添付、削除、開く/ダウンロードする権限です。
・ユーザーフィールド:ユーザーフィールドの作成、削除、割り当て、編集に関する権限です。