Sec.5-2.1 干渉チェック


SYNCHROでは、3Dパスを用いて移動させたオブジェクトを含めて、オブジェクト干渉を検出することができます。以下のステップに従い、検出パータンを作成してみてください。

ステップ1:ナビゲータータブで動的クラッシュ検出を選択します。画面の左側に新しいウィンドウが表示されます。右クリックで追加を選択します。


ステップ2:名前を入力した後、ウィンドウの下で設定を変更できます。各設定の意味を解説します。


①現在の”使用する日付”を表示
3Dビューウィンドウを選択します。複数3Dビューウィンドウを同時に開いている場合、プルダウンボタンで選択できます。
②モード
以下の3種類あります。
フォーカス時間スナップショット:フォーカスタイムのその時点で干渉チェックします。
4D:プロジェクト全体をチェックします。
時間範囲:チェックしたい時間帯を指定し、チェックします。
③3Dオブジェクト
すべてのオブジェクトを対象としてチェックするか、選択されているオブジェクトのみチェックするかを選択できます。
注意:すべてのオブジェクトをチェックすると、そもそも干渉しても良い所などをすべて検出することになりますので、オブジェクトを選択しチェックするのはおすすめです。

④タイプ
ソフトかハードかを選択できます。詳細について以下の記事をご覧ください。
Q&A:干渉チェックのタイプ - MicroStation Wiki (日本語) - MicroStation - Bentley Communities

⑤同一ファイルのオブジェクトを無視
チェックすると、3Dモデルファイル内の干渉を無視できます。
⑥3Dパスサンプリング手順
3Dパスを指定間隔で分け、チェックを行います。間隔が小さければ小さいほどチェック時間がかかり、細かい結果になります。




ステップ3:設定を完了した後、チェックパータンの名称を右クリックし、「テストを実行」を選択し、チェックを開始します。


ステップ4:結果ウィンドウがポップアップされ、リスト選択し、干渉した箇所をチェックできます。