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プロダクト:
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SYNCHRO 4D
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バージョン:
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All
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環境:
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All
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担当:
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Khanh N. Hoang
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3Dパス機能を使用し、3Dオブジェクトを移動させることができます。本記事では、クレーンのオブジェクトを使用し、移動方法を説明します。以下の2つのSPファイルをダウンロードし、練習してみてください。
1.課題説明
クレーンを出発地から目的地まで移動させ、左折と右折の際、クレーンを滑らかに回転させ、なるべく現実に近いアニメーションを作成します。
左折と右折の際、クレーンを回転させながなるべく滑らかに移動させるようにします。

地面が斜めになっています。クレーンが浮かばず、地面に沿って移動させるようにします。

2.手順
ステップ1:タスクを作成し、クレーンのリソースを割り当てます。
注意:タスク期間は、移動時間と同じする必要がありますが、あまり短すぎると、操作しにくくなるので、最初は適当な期間にしても構いません。

ステップ2:3Dタブの「3パスを作成」ボタンをクリックします。
ステップ3:カーソルを3Dへ移動すると、スナップカーソルに変更されます。画像のようにカーソルをクレーンのセンターへ移動し、ダブルクリックで出発地を確定します。
注意:スナップできない場合、スナップをONにしてください。
ステップ4:3DビューのビューキューブでTOPを選択し、見下げ平面へ切り替えます。
ステップ5:画像のように①、②、③の3つの場所でポイントを指定した後、右クリックでポイント指定を終了します。パスの名前を入力し、OKボタンをクリックします。
注意1:ポイントを指定するには、シングルクリックではなく、ダブルクリックで指定します。
注意2:後のステップで位置の座標を調整できますので、最初には①・②・③の位置は大まかで構いません。
ステップ6:ナビゲータータブの「3Dパス」ボタンで3Dパスウィンドウを開き、作成したパスを右クリックし、「3Dパスのプロパティ」を選択します。
ステップ7:画面の右側に3Dパスのプロパティが表示されます。キーフレームのリストで、
キーフレームの座標を確認できます。2番の
キーフレームを右クリックし、重複する点を追加できます。6回ほど繰り返し、合計10点のリストを作成します。
ステップ8:キーフレームリストで、ポイントの座標を直接入力できます。出発地(キーフレーム1)を基に各キーフレームの座標を変更し、以下の軌道を作成します。また、完成のSPファイルのキーフレームを参考し、お試しください。
ステップ9:「3Dパスを編集」を選択します。
ステップ10:キーフレーム3を選択し、赤色の円形をクリックしながら回すとオブジェクトの向きを変更できます。青矢印( クレーンの進行方向)がキーフレーム4へ向くように調整してください。同じやり方で キーフレーム9までクレーンの進行方向を調整します。キーフレーム9の修正が完了したら、Escキーを押し、3Dパスの修正を完了します。

ステップ11:ステップ1にて作成したタスクのプロパティを開き、リソースタブを開きます。割り当てたリソースをクリックして選択します。

3Dパスでクレーン移動を選択し、合わせ方は中央にし、Escキーで終了します。
ステップ12:フォーカスタイムをタスクの前へ移動し、再生ボタンでクレーン移動のアニメーションを確認します。

必要に応じて、キーフレームの時刻を調整し、クレーンに移動速度を変更できます。また、タスクの期間もご確認ください。
