17 接続ユーザーのEVDレポート


【目的】

管理者が会社内のBentleyのディスクトップ製品をインストールしているPCに対しての「CONNECTION Clientからのサインイン状況」の確認ができます。
特に、CONNECTION ClientにサインインしていないPCのデバイス名を特定する為に利用できます。

【役割】

EVDレポートへのアクセスには、以下の権限内の一つを持っている必要があります。

【操作手順】

1. ウェッブページ https://connect.bentley.com/Enterprise/ を開きます。サインインします。

2.「EVDレポート」をクリックするとCONNECTION Clienからのサインイン状況が表示されます。

EVDの3つの構成である スコアカード、CONNECTION Clientからのサインイン数、CONNECT Editionの使用数、ELSの加入 に関する概要レポートが表示されます。

総ユーザー数総ユーザー数として利用される情報は、以下に基づいています。
ユーザーが、PCよりBentleyデスクトップ製品またはクライアントアプリケーションの利用がありました。
例えば、MicroStationなどのデスクトップアプリケーションの場合は10分間以上の起動が必要です。
対象外となる製品:SELECTserver、SELECTserver Gateway、CONNECTION Client、Bentley View V8i
Bentleyデスクトップ製品の起動が過去60日以内に使用されているマシンが総ユーザー数(分母)になります。
Bentleyデスクトップ製品を使用せずに60日経過すると、マシンは接続ユーザーレポートに反映されなくなります。

登録プロセス:接続ユーザーは、マシンのユーザーを登録してCONNECTION Clientにサインインなどの登録要件を満たす必要があります。 プロセスは次のとおりです。
ユーザー管理サイトよりユーザーを登録します。
Bentleyデスクトップまたはクライアントアプリケーションを利用する各マシンでCONNECTION Clientにサインインします。
ユーザーが複数のマシンからBentleyアプリケーションを利用する場合、各マシンでCONNECTIONクライアントにサインインする必要があります。
仮想マシン(VM)を使用する場合、ユーザーは合計VM数にカウントされるため、各VMでCONNECTIONクライアントにサインインする必要があります。

3.上図EVDレポート中央に表示されている「接続ユーザー」タブをクリックすると以下のマシン詳細レポートが表示されます。
各項目の意味は以下の通りとなります。
「マシン」:     デバイス名
「Email」:            IMSアカウントユーザアドレス
「前回の使用」:   PC上で最後にBentleyのディスクトップ製品を使用した日付
「接続ユーザー」:  Yes-サインインされている No-サインインされていない
「国」:      ユーザーの設定国

マシンIDとIMS IDを表示レポート上で右クリックし「Excelをエクスポート」をクリックするとExcelファイルとしてDownloadフォルダへ保存して頂けます。

※このマシンIDの表示レポートで、接続ユーザーに「No」と表示されているマシン名(PC)から CONNECTION Client のサインインがされていません。

CONNECTION Clientのサインインができない、詳細レポートに反映されない時の確認項目:

必要なBentleyサイトがホワイトリストに登録されていない。 ホワイトリストに登録されているサイトの一覧はこちらからご覧いただけます。
1.CONNECTION Clientのアクセスが必要とされるサイトへ許可がされていない:
2.CONNECTION Clientのサインしたがレポートの反映されない:
次の2つのことに注意してください。
1.ユーザーがマシンにサインインしEVDスコアカードに反映表示されるまでには、最大3日かかる場合があります。 Bentleyに問い合わせる前に、このことを考慮してください。
2.ユーザーが詳細レポートに反映されるためには、ユーザーは登録してからCONNECTIONクライアントにサインインし、次に使用状況を記録するBentleyアプリケーションを使用する必要があります。

【リアルタイムの使用状況を確認】

「CONNECT Licensing Usage Report」より現在のライセンス使用者の確認ができます。

08 リアルタイムのアプリケーション使用状況(Realtime Application Usage)

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