画像ファイルをベクトル図形の長さに一致させる方法


 プロダクト:ContextCapture Editor
 バージョン:CE
 環境:N/A
 エリア:Raster
 サブエリア:Warp

概要

等高線図、施設図面などをスキャナーで取り込み空間上に画像を配置しモデリングに使用したい。

処理の手順


ビューに画像を配置し、画像の幾何補正コマンドにて正しい大きさ、向きとなるように回転、位置補正して移動配置します。

1) ラスターマネジャーを起動します。

CC Warp01.jpg

2) ビューに画像を配置します。

3) ラスターマネジャーより、編集>幾何補正を選択します。
3-1) ラスターを変形ダイアログより、方法: 相似(移動、尺度、回転)-2点以上 を選択します。

Warp Command Tools
3-2) 変形させる画像ファイルをラスターマネジャーのリストよりファイル名を選択するか、直接画像をクリックします。
3-3) メッセージ欄に、「画点を入力」と表示されますので、寸法がとりやすい部分の画像をマウスホィールで拡大し選択します。
   次に、「目印点を入力」と表示されますので、対応する寸法が判明しているベクトル図形上の点をスナップし選択します。
3-4) この操作を2点以上に対して行います。
3-5) リセット(マウス左クリック)すると指定した位置に画像が変形して移動します。
   (もし、希望する位置に来ない場合、再度同じ操作を繰り返すか、Ctrl+Zにて元に戻します)

 Original Author:Mikihiko Tabata