CONNECTION Clientが「処理しています...」または「Working」と表示される


Product(s):CONNECTION Client
Version(s):11.00.01.xx and newer
Area:Access

問題

CONNECTION Clientは「Working...」(処理しています…)と表示、ログインが完了されていないです。

       

問題の詳細

ほとんどの場合、この問題はMicrosoft Edge Webviewerが自動更新されないによる生じる問題として特定されています。

可能な問題 1 - WebView2の自動更新が失敗しました

Microsoft Edge WebView2 Runtimeは、定期的に自動更新しますが、自動更新後ロードできないことがあります。

解決策

この問題を解決するには、次の手順に従います。

  1. 次のページを開きます: https://developer.microsoft.com/en-us/microsoft-edge/webview2/.
  2. ページ下段にスクロールします、Evergreen Standalone Installerの下のx64ボタンをクリックして、x64ビットのMicrosoft Edge WebView2 RuntimeのStandaloneインストーラを取得します。
  3. コントロールパネル>プログラムと機能を開きます。
  4. インストールされている製品の中にMicrosoft Edge WebView2 Runtimeがあれば、アンインストールします。
  5. 上記手順2で取得したインストーラを実行します。
  6. システムトレイを開き、CONNECTION Clientアイコンをクリックして「終了」を選択して再起動します。15秒以内に自動的に再起動されるはずです。

可能な問題 2 - 32ビットMicrosoft Edgeがインストールされた。

64ビットオペレーティングシステム32ビットのEdge Chromiumをインストールした原因で問題が発生しました。確認するには、次の手順に従います。

  1. Microsoft Edgeを開きます。
  2. 右上の3つのポイントをクリックし、コンテキストメニューから「Help and Feedback」>「About Microsoft Edge」を選択します。
    Screenshot of menu item
  3. 32ビットまたは64ビットバージョンがインストールされているか確認してください。32ビット版がインストールされている場合は、貴社のITチームにお問い合わせください。CONNECTION Client 11.00.02.xx以降のバージョンは64ビットバージョンで実行する必要があります。

解決策

x86 Edge Chromiumをアンインストールし、x64 Edge Chromiumをインストールします。

可能な問題 3 - ファイアウォール/ウイルス対策規則

まれですが、ファイアウォールやアンチウィルスの設定が、組織内で変更されている場合があります。ITチームにアップデートや環境変更の有無を確認してください。

可能な問題 4 - Citrix環境

API Hooksが有効なCitrix環境を使用している場合、以下の記事に従ってMicrosoft Edge WebViewクライアントを例外として追加する必要がある場合があります。
"Working" message in Citrix environment after upgrading to CONNECTION Client 11.00.02.xx

可能な問題 5 - BeyondTrust Privilege Guard

Avecto社のBeyondTrust Privilege Guardと、CONNECTION Client 11.00.02.xx以降で使用しているMicrosoft Edge WebView2 Runtimeとの非互換性が発見されました。

解決策

タスクマネージャを開き、Privilege Guard Clientというプロセスが実行されているかどうかをチェックします。実行中の場合は、コンピュータ上のAvecto Privilege Managerを一時的に無効にして、問題が解消されるかどうか確認してください。もしそうであれば、Avecto社のサポート窓口にお問い合わせください。