アイコン作成の”iconedit.ma”の代替方法


 プロダクト:MicroStation
 バージョン:CE Update17
 環境:N/A
 エリア:Programming
 サブエリア:MDL

残念ながらXM Editionなどにあったアイコンのビットマップを作成するツール”iconedit.ma”は、V8i、CONNECT Edtionではサポートされていません。

以下のようにbitmap画像をアイコンとして利用する方法がございます。

bitmap画像を作成し、以下のフォルダを作成して保存します。
C:\Program Files\Bentley\MicroStation CONNECT Edition\MicroStation\Mdlapps\Icons
構成変数の MS_ICONPATH、MS_ICONRSCPATH、MS_ICONLIBRARYLIST よりこのフォルダが参照されてます。
ダイアログサンプルDialogBoxDemoのdlogdemo.rを新しいICONFORMAT_WINDOWSBMP変数に置き換えた例です。

IconCmdSmallRsc ICONCMDID_DialogDemo1 =
{
34, 34, ICONFORMAT_WINDOWSBMP, MAX_FIXED_COLORS, "", "256clr34x34"
};

MicroStationCONNECTSDK\binにある"wiconpackager.exe"を使用し、マルチアイコン形式のfavicon.icoを複数個入れた”リソースファイル.rsc”から使用する方法です。
サードパティツールにて.bmp画像をfaviconアイコンに変換します。
以下のように"wiconpackager.exe"を使用し、リソースファイルに複数個のfaviconアイコンを入れます。

wiconpackager.exe -omyfavicon.rsc favicon01.ico favicon02.ico


作成したリソース.rsc をC:\Program Files\Bentley\MicroStation CONNECT Edition\MicroStation\Mdlapps\Icons に置きます。
リソースファイルのアイコンは、リボンのカスタマイズツールのアイコン選択ダイアログより確認できます。

ダイアログサンプルDialogBoxDemoのdlogdemo.rを新しいICONFORMAT_WINDOWS変数に置き換えた例です。

IconCmdSmallRsc ICONCMDID_DialogDemo1 =
{
34, 34, ICONFORMAT_WINDOWS, MAX_FIXED_COLORS, "", "favicon02"
};