6.2.2.iTwin Analytical SynchronizerのAudit Nodes設定解説


 
プロダクト:
STAAD.Pro
 
バージョン:
CONNECT Edition
 
環境:
All
 
担当:
Khanh N. Hoang

iTwin Analytical SynchronizerのAudit Nodes機能を用いて、IFCモデルをISMモデルへ変換する際、ノードや接合などの生成を調整できます。本機能の設定の解説は以下となります。ご参考いただき、必要な場合設定した上、モデル変換をお願いします。

解説
Node Merging Tolerance
(ノードマージの許容範囲)
この許容範囲は、2つのノードがどれだけ接近したら1つのノードにマージされるかを定義します。2つのノードの間隔がインプット数字より小さい場合、ノードがマージされます。
Connectivity Tolerance
接合の許容範囲)
この許容範囲は、2つのメンバーの物理的な位置がどの程度接近していれば、2つのメンバーを結ぶノードが生成されるかを定義します。距離の計算は、簡略化されたメンバーのラインやポリゴンではなく、3Dボリュームで実行されます。この値を大きくしすぎると、不要なノード(または必要なノードに取り付けられた不要なメンバー)が生成されます。この値を小さくしすぎると、ノードが生成されない(部材が接合されない)ことになります。この値は通常、接続されるべきではない最も近い2つのメンバー間の距離よりも少し小さい値を設定してください。
Plane Tolerance
平面の許容範囲)
この許容範囲は、ノードとメンバーの平面がどれだけ接近したら、メンバーがノードで切断されるかを定義します。
Node Member Separation Factor
ノード・メンバー分離係数)
ノードがメンバーからどれだけ離れられるかを定義する、メンバーサイズの乗数です。2つのメンバーが接続されている場合、この値は2つのメンバーのサイズの合計に乗算されます。この値は通常 1.0 のままにしておきます。
Ignore curve member sections
曲線部材の断面を無視する)
この設定では、ノードの位置を計算する際に、カーブメンバーの断面寸法を無視するかどうかを定義します。デフォルトではオフに設定されています。
Ignore surface member sections
サーフェスメンバーの断面を無視する)
この設定では、ノードの位置を計算する際にサーフェスメンバーの断面寸法を無視するかどうかを定義します。デフォルトではオフに設定されています。
Align to curve member node lines
曲線メンバーのノードラインに合わせる)
このオプションを設定すると、カーブメンバーのノードを最初のノードと最後のノードの間の線上に配置するようプログラムに指示します。
Align to surface member node planes
サーフェス メンバ ノード平面に整列)
サーフェス メンバのノードを同じ平面に配置するようプログラムに指示するため、このオプションを設定してください。使用されるサーフェスメンバーの平面は、そのメンバーに接続されているノードに最もフィットする平面です。