MSV8iで作成されたカスタマイズツールボックスのアイコンをMSCEへ再登録方法


 Product(s):MicroStation
 Version(s):CONNECT Edition (10.00.00.25及び以降)
 Environment:Windows 10 (64-bit), Windows 8 (64-bit), Windows 7 (64 bit), Windows Server 2012 (64-bit)
 Area:UI Customization
 Subarea:Tools

MSV8iのカスタマイズツールボックスライブラリ(.dgnlib)をMSCEへ移植するとツールボックスのアイコンが表示されない場合があります。

左側はMSV8iで作成されたカスタマイズツールで、MSCEに移植すると右側のようにすべてのアイコンは表示されなくなりました。

これはMSCEの既存ツールのアイコンは新アイコンを使用している原因です。

MSCEでアイコンを表示するため、.dgnlibに新アイコンを再登録する必要があります。

再登録手順について下記をご参照ください。

1 構成変数 MS_GUIDGNLIBLIST フォルダにて指定されているフォルダに、
MSV8iで作成された.dgnlibをコピーし、MicroStation CONNECT Editionでその*.dgnlibを開きます。

(MicroStation CONNECT Editionのメインメニューよりファイル>設定>コンフィギュレーション>構成変数MS_GUIDGNLIBLISTをご確認いただけます。)

例:C:\ProgramData\Bentley\CONNECT Edition\Configuration\Organization\Dgnlib\Gui\V8iCustomTool.dgnlibを開きます。

2 メインメニューより「ファイル>設定>コンフィギュレーション>カスタマイズ」を選択して「カスタマイズ」ダイアログを開きます。

3 「カスタマイズ」ダイアログのツールタブ>ユーザーツール>V8iCustomTool.dgnlibの順でV8iCustomTool.dgnlibのカスタマイズツールボックスを展開します。ツール(例:スマートラインを配置)を選択して下側の「全般設定」を展開します。

「アイコン」行の右端のボタンをクリックして「ツールのアイコンを定義」ダイアログを開きます。

4 「アイコンの場所」にustnicons.rscを選択します。リストされているアイコンの中にツールに対応するアイコンを選択して「OK」をクリックします。右側のツールボックスに登録したアイコンで表示されます。

5 全てのアイコンを再登録した後に、*.dgnlibファイルを保存します。

 Original Author:Jing Bai