|
プロダクト:
|
SYNCHRO 4D
|
|
|
バージョン:
|
All
|
|
|
環境:
|
All
|
|
|
担当:
|
Khanh N. Hoang
|
|
ご利用のパソコンのスペックによって、SYNCHROの動作が遅くなる場合があります(特に3Dモデルを表示するとき)。SYNCHROの推奨スペックは、
こちら記事をご参照ください。
以下の画像のようにメモリの使用状況を確認できます。「十分なメモリがありません」との記載がある場合、ご利用のパソコンのスペックが足りないと考えられます。
メモリ(RAM)を追加する、もしくはより高いスペックのPCに 切り替えることはお勧めですが、以下の方法を使用することで、メモリへの負担を少し軽減できます。
方法1:不要な3Dオブジェクトを非表示し、3Dビューに表示される要素を減らします。
「ウィンドウ」で「3Dオブジェクト」を選択し、3Dオブジェクトのダイアログを開きます。不要なオブジェクトのチェックを外し、3Dビューに表示される要素を減らせます。
また、不要な3Dオブジェクトを右クリックし、削除できます。
方法2:「ファイルタブ」で「オプション」を開き、「3Dビュー」→「高度」を選択し、以下の設定を変更してください。
ドライバ:DirectX 11ドライバを選択します。
ドライバオプション:アニメーションを使用したり、フォーカスタイムを頻繁的に移動したりする際、アンチエイリアスと静的モデルのチェックを外してください。ただし、静的モデルを使用する場合(フォーカスタイムを移動しない)、静的モデルにチェックを入れてください。
透過性:並べ替えを「高速エミュレーション」にします。アニメーション動画や画像出力の際、デフォルト設定の「深度ピーリング」に戻すことで、動画の品質を向上できます。アニメーション動画や画像出力が不要な場合、常に「高速エミュレーション」にしても構いません。
ディティルの削減:「有効化」にチェックを入れ、フレームレートを減らします。しきい値カリングを上げます。
設定したしきい値より小さいオブジェクトを非表示でき、グラフィックカード(グラフィックカードがない場合、メモリ)への負担を軽減できます。ビューにオブジェクトがなくなるわけではありません。ビュを拡大し、オブジェクトのサイズがしきい値を超えると、オブジェクトが表示されます。
方法3:仮想メモリを増やし、パソコンのパフォーマンスを向上させます。
こちらの記事を参照し、仮想メモリを増やすことができます。ただし、仮想メモリの最大設定値は、物理メモリ(RAM)の1.5倍にしてください。
例:物理メモリが8GBの場合、仮想メモリを12288MB(=8×1024×1.5)以下設定します。
仮想メモリを物理メモリの1.5倍以上設定し、長期に使用すると、パソコンのスラッシングが発生する可能性がありますので、十分ご注意ください。