STAAD.Pro CE Update 6 v22.06.00.138日本語版 をリリースしました
本リリースの主な更新内容は以下のとおりです(英語版のWhat's Newはこちらです)。
- 一般
- 新機能ガイダンス追加
物理モデリングワークフロー初回起動時に、新機能ガイダンスが表示されます。左/右矢印ボタンを押すと各新機能のガイダンスが表示されます。「Got it」ボタンを押すと、ガイダンスを閉じ、次回の起動時に表示されません。

注:画像をクリックすると、大きな画像が表示されます(以下同様) - アイデアボタン追加
Bentley Systemsはユーザー様のご意見を反映し、ユーザー様にとってより使いやすい製品を目指しています。アイデアボタンをクリックすることで、ユーザー様のご要望を投稿することができます。Bentley Systemsはユーザー様から頂いた貴重なご意見を社内検討し、技術的可否や有効性などを判断し、必要に応じて、次のアップデートに反映させて頂きます。
注:頂いたご意見は必ずしも製品に反映される訳ではありません。その点はご了承ください。

- 物理モデリング
- 構造ウィザードボタン追加
物理モデリングに「構造ウィザード」が追加され、使用頻度の高いモデルテンプレートを登録し、流用することが可能です。

- サーフェスエッジの拘束条件の拡張
プレートの拘束条件は「Free」、「Pinned」、「Fixed」の3種類に拡張され、モデリング機能を強化しました。

- 解析コマンド追加
「荷重」タブの「解析コマンド」ボタンをクリックすると、解析コマンドダイアログが表示されます。解析タイプとして線形弾性、P-デルタ、AISC Direct、座屈を選択できます。

- Synchronizerボタン追加
Update 5でテクニカルプレビュー機能として搭載されていたI-Twin SynchronizerがUpdate 6で正式に搭載されました。本機能を使用することで、より簡単にモデルを共有し、生産性を向上させることができます。

- 解析
- プレートのオフセット機能追加
従来、ビームをオフセットするのが可能でしたが、プレートに同じ機能がありませんでした。本リリースより、プレートオフセット機能が追加され、プレートの各ノードにオフセット間隔を自由に設定することが可能となります。「仕様」→「プレート」→「オフセット」の順に選択すると、「プレート仕様」ダイアログが表示され、オフセットタブにて設定を変更できます。
注:現在では、本機能は、弾性解析に限定されています。他の解析方法には今後追加する予定です。

- 地震荷重の設定に中国耐震基準(GB 50011-2010)追加
地震定義に中国耐震基準(GB 50011-2010)の地震パラメータが追加されました。

- 設計
- IS800 2007 LSDおよびIS800 2007 WSDの設計コード追加
中実ロッド棒を解析するため、インド鋼設計コードが追加され、ブレースとして使用する中実ロッド棒を解析できます。

- 設計コードAISI S100 2016の対応範囲拡大
本リリースより設計コードAISI S100 2016はリップ付きアングル、リップ付きチャンネル、リップ付きZeeを対応します。

- 追加モジュール
- RCDC
- フィリピン設計コードNSCP - 2015が追加され、以下の構造を対応します。
- パイルキャップ
- 基礎
- 柱&壁
- 梁
- スラブ
- タンク設計モジュール追加
新しいモジュールにEN 02-1-1-2004&EN 02-3-2006 UKの設計コードが追加され、タンクの設計を対応します。 - EN 08 – 1 -2004設計コードの対応範囲拡大
EN 08 – 1 -2004設計コードは、中延性および高延性フレームに適用し、延性フレームのサポート(柱脚)の揺れせん断を解析できます。
- STAAD Foundation Advanced
- ベタ基礎に配置する柱脚のベース(台座)(Pedestal)をオーストラリア設計コードAS 3600-2018にて解析できます。
- ACI 318とIS 456の適用範囲が拡大され、 パイプキャップ設計にパンチングシャー破壊によるモーメントを考慮します。
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