AutoPIPEにはどんな材料が用意されているか


 プロダクト:AutoPIPE
 バージョン:ALL
 環境:N/A
 エリア:ライブラリ
 サブエリア:N/A

AutoPIPEには26超の配管コードと39超の材料ファイルがあります。以下の手法を用いてAutoPIPEに付属している材料を参照することができます。

  1. ツール > モデルオプション > 全般オプション を選択

    現在のモデルの材料の名前を確認

    上の例では配管コード=B31.3, 2006, 材料=B313-06である

    ***重要***
    他の材料ライブラリと配管コードの組み合わせを混合しないでください。配管コードを選択するとプログラムが自動でデフォルト材料ライブラリを選択します。このデフォルトライブラリは変更可能ですが、配管コードとデフォルト材料ライブラリの組み合わせが違うと予期せぬ結果を引き起こす可能性があります。

  2. 以下のヘルプセクションを確認

    ヘルプドキュメントから > リファレンス情報 > ライブラリ > コード依存の配管材質 > 任意の材質を選択


  3. コード依存の配管材質以下の項目でAutoPIPEで利用可能な材料を確認することができます。

  4. 降伏応力と許容応力の列はライブラリの作成に何を参照したかを記載しております。参照標準材質は標準配管材質ライブラリとの関連付け用の列です。

問題:B31.4 2016の配管コードを利用している時、A53-Aの線膨張係数は何を参照しているでしょうか?

解答:

A. ヘルプドキュメントでB314-16.LIBコード材質を確認

B. A53-Aを探査

C. A53-Aの参照標準材質の列を見て、A53-AがCSの参照標準材質と関連づいていることを確認

D. 標準配管材質のセクションに移動

E. 同じ配管コードを選択(ここではB314-16.LIB)

F. 関連づいた行を確認(ここではCS)

G. 線膨張係数がASME 31.3を参照していることを確認できる

 Original Author:Yasushi Nagao