サイレントインストールの方法


 プロダクト:AutoPIPE
 バージョン:CONNECT Edition

概要

プログラムのインストールを自動化し、GUI経由でインストールするのではなく、コマンドラインからインストールしたいユーザー向けの記事になります。特にシステム管理者が複数のPCでに製品をインストールする際に有用な情報となります。AutoPIPEの過去のバージョン(9.4以前)ではInstallShieldインストーラを使用していましたが、近年ではWiXインストーラに移行しています。この記事ではWiXインストーラによるサイレントインストール方法を説明します。

手順 

 ステップ1:ダウンロード

  利用したいバージョンのAutoPIPEをここからダウンロード

 ステップ2:WIX ToolのDark.exeを使ってMSIファイル群を展開

   こちらからフリーのWIX Toolsetをダウンロードしてください。WiX Toolsetをダウンロードしたらインストールし、以下の手順に従いAutoPIPEのインストーラーを展開します。

  1. コマンドプロンプトを開く
  2. WiX Toolsetのインストールディレクトリまで移動(デフォルト:C:\Program Files (x86)\WiX Toolset vxxx\bin)
  3. Dark.exeを以下のように実行
    dark.exe {Path_to_setup.exe} -x {Directory_Path}
    {Path_to_setup.exe}はAutoPIPEのインストーラーになります。
    {Directory_Path}はインストーラーを展開したいパスを指定してください。
    例:Dark.exe D:/Setup_AutoPIPEx86_12.06.00.048.exe -x C:/test

  これでAutoPIPEのインストーラーを展開できます。AttachedContainerというフォルダにAutoPIPEの設定ファイルが格納されます。
  

 ステップ3:事前要求アプリケーションのインストール

  AutoPIPEを利用する上で必要となる事前要求アプリケーションをインストールします。
  すでにインストールされている場合にはこのステップはスキップしてください。
  事前要求アプリケーションはAutoPIPEのバージョンによる異なる場合がございますので、各リリースノートをご確認ください。

  12.07.00.346の事前要求アプリケーション:

 ステップ4:プログラムのインストール

  続いて以下のプログラムをインストールします。

  プログラムのインストール時にはコマンドプロンプトを管理者権限で実行し、AttachedContainerに移動します。
  AttachedContainerに入っている必要なファイルを-q -passiveオプションを付けてインストールします。
  例:AutoPIPEx86.msi -q -passive
  

 Original Author:Yasushi Nagao