「プログラムはSQLiteデータベースの生成に失敗しました」というエラーが出たときの対処法


AutoPIPEで「プログラムはSQLiteデータベースの生成に失敗しました」というエラーが出たときの対処法を紹介します。

AutoPIPEで解析を実行したあとにレポートを作成しようとした際に出るエラーとなります。

以下のいずれかの事象に当てはまるか確認して下さい。

  1. ファイルパスに2バイト文字(日本語など)が利用されていないか確認。ファイル名やフォルダ名に2バイト文字が利用されている場合は名前を英語に変更し、再度実行してください。
  2. すべてのコンポーネントタグとアタッチメントIDの入力欄を確認し、引用符から始まっていないか確認。例えば、"B" OUTLET NOZZLEなどとしている場合は、OUTLET NOZZLE "B" に変更する。
  3. いずれかのサブレポートに問題が生じている可能性があります。以下の操作を実行し症状を確認してください
    1. モデルを解析
    2. 入力モデルリストレポートを作成。サブレポートを一つだけ左から右の欄に移動し、レポートを作成
    3. レポートが作成されたか否かに関わらず、入力モデルリストダイアログを再度開き、今選択されているレポートを取り除き、次のレポートを右欄に移動。レポートを作成する
    4. この操作を繰り返す。
    5. どのレポートが作成できないかを確認し、そのレポートに該当するコンポーネントを削除する。例えば、Anchorレポートの作成に失敗した場合にはモデル上のすべてのアンカーを削除する。
    6. 再度入力モデルリストを作成し、正しく実行できるか確認
    7. 削除したコンポーネントを再作成し、解析実行し、入力モデルリストが作成できるか確認

上記のいずれの事象にも当てはまらない場合、実際にプログラムを正しく実行できているか確認するために以下の操作を実行してください。

  1. Walkthru.datのサンプルモデルを開く [ファイル > サンプル > Archive (*.APC) > Walkthru.dat]
  2. デスクトップに新しいフォルダを作成し名前をtestに変更し、Walkthru.datをそこに保存
  3. 静解析を実行
  4. ファイル > エクスポート > SQLite database (.db) を選択
  5. 入力と出力を有効にし、「Bentley SQLite Report Mangerで開く」にチェックを入れ、OKを選択
  6. この操作でフォルダにデータベースファイルを作成し、レポートマネージャを開きます
  7. レポートマネージャが開いたら、InputかOutputのタブを選択し、いくつかのサブレポートを左の欄から右の欄に移動
  8. 緑色の雷アイコンをクリックし、レポートを作成
  9. デスクトップのtestフォルダを開き、以下ファイルが作成されていることを確認
    1. WALKTHRU.DB

上記の操作でもエラーが発生する場合はAutoPIPEのインストールに失敗している可能性があります。
AutoPIPEの再インストールし症状が改善するかご確認下さい。

ソフトウェアの再インストールでも解決しない場合、サービスリクエストを登録しBentley Systemsのサポート窓口までご連絡ください。
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