精密キー入力コマンド


 プロダクト:MicroStation
 バージョン:N/A
 環境:Windows
 エリア:作図補助
 サブエリア:アキュドロー

「データ点をキー入力」ダイアログボックスを使用して、精密キー入力コマンドを入力します。

「データ点をキー入力」ダイアログボックスを開いて単一精密キー入力コマンドを入力するには

「アキュドロー」ウィンドウにフォーカスを置き、<P>キーを押します。

キー入力すると、ダイアログボックスは自動的に閉じます。

「データ点をキー入力」ダイアログボックスを開いて複数精密キー入力コマンドを入力するには

「アキュドロー」ウィンドウにフォーカスを置き、<M>キーを押します。

キー入力した後も、ダイアログボックスは開いたままです。

デザイン平面上の特定の座標にデータ点を入力するには

「データ点をキー入力」ダイアログボックスで「POINT ABSOLUTE x,y」または「XY=x,y」とキー入力します。
xとyは、それぞれX座標とY座標の値です。

相対座標値の精密な入力

「XY = x,y,z」キー入力コマンドを使用すると、絶対座標値とともに相対座標値も指定することができます。つまり、指定した値と同じ値に設定するか、スナップ点に指定した距離をプラスまたはマイナスした値に設定することができます。この座標値は「#」記号を使って指定することができます。この記号は「座標の現在の値」を表します。このキー入力コマンドのシンタックスは次のとおりです。

# - x、y、z座標の値をそのまま使用します。

#10 - x、y、z座標の現在の値に10を足します。

#-10 - x、y、z座標の現在の値から10を引きます。

以下に、このキー入力コマンドでの#記号の使用例を示します。

XY=#,10 - (2D)xの値はそのままで、yの値を10にします。

XY=#,10 - (3D)xの値はそのままで、yの値を10にし、zの値を0にします。

XY=#,#10 - (2D)xの値はそのままで、y座標に10を足します。

XY=#-10,#20 - (2D)x座標から10を引き、y座標に20を足します。

XY=#10,#10,50 - (3D)x座標およびy座標に10を足し、z座標を50にします。

#記号を使ったキー入力コマンドは、「データ点をキー入力」ダイアログボックスでも使用することができます。

 Original Author:Lei Lin