鉛直方向に支持するサポートのモデル化について


 プロダクト:AutoPIPE
 バージョン:CE
 環境:N/A
 エリア:配管サポート
 サブエリア:N/A

鉛直方向に支持するサポートをどのようにモデル化すれば良いですか?

今モデル化しようとしているサポートは、

  1. 主に鉛直方向に配管を支持
  2. 下側のギャップはなく、上側には小さなギャップがある。
  3. 横方向と軸方向には動ける

とします。
ただし以下の場合にどのサポートを用いるか変わります。

  1. 配管サポートが鉛直方向に剛な場合
  2. 配管サポートが剛ではなく、剛性を考慮する必要がある場合

1のケースではV-stopでモデル化が可能です。
2のケースではInclineでモデル化する必要があります。


V-stopで鉛直方向を支持するサポートをモデル化する際には以下のように設定します。

a. サポートタイプをV-Stopに設定

b. ロッドハンガーにチェック

c. 下方ギャップ量は自動的に0となりグレーアウト。上方ギャップ量を入力

d. 摩擦係数を入力(任意)

Inclineで鉛直方向を支持するサポートをモデル化する際には以下のように設定します。

a. サポートタイプをInclineに設定

b. ばね定数を入力し、剛性を設定

c. 前進ギャップ量を入力(後退ギャップ量は下方ギャップ量に相当)

d. 摩擦係数を入力(任意)

e. 拘束方向を入力(任意)

 Original Author:Yasushi Nagao