カメラのキャリブレーション(光学特性)情報


カメラのキャリブレーション(光学特性)情報を使用しレンズ特性の歪み補正を行います。カメラのキャリブレーション(光学特性)は以下の手順で取得します。

写真の位置メタデータのみでモデリングする場合にレンズ特性計算にて円弧上に空中三角測量(AT)がゆがんでしまう以下のような現象が回避できます。

ステップ1:物体(銅像)の周りを360度回り、約30枚の画像を同じ距離で約15度間隔で撮影します。ドローンにて撮影される場合、橋、建物などの特徴があるものを撮影予定飛行高度で旋回して多く撮影します。

ステップ2:ContextCaptureを起動し、新しいプロジェクトを作成します。30枚ほどの写真を取込み空中三角測量を実行します。3Dビュータブで正常に作成されている事を確認します。

ステップ3:この情報を、写真タブより、「光学特性のエクスポート」でファイルに保存します。

ステップ4:作成されたカメラのキャリブレーションを新しいブロックのすべてのドローンで撮影された写真に対し「光学特性のインポート」を行います。

ステップ5:

撮影画像が下方向のみの場合、追加データタブよりブロックのタイプ:「垂直写真のみ」選択します。

ステップ6:空中三角測量(AT)を開始します。

ステップ7:プリセットから「カメラのキャリブレーションを維持」を選択します。空中三角測量(AT)を実行します。